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• スローボート 様
• 投稿日：2016年12月14日

郵便局の方が届けてくれた包みの新聞とプチプチをほどいているとカランコロンホロンコロンと音がします。「えっ、これがネヴァリャーシカか」思ったとおりの抹茶色とザクロ色とあどけない瞳が飛び込んできました。取り出して頭を横に振ってみると、心地よいホロンコロン。「こんちには、こんにちは」と何度もお辞儀をしてくるくるとまわっています。「何が鳴っているの」食事の後片付けをしている妻がこちらを振り返りました。「また買ったの」ととがめられるのを覚悟しました。でも私に追い風が吹いてきました。